無可有郷のスーサイド
舞台は、2025年・札幌。 この世界では11年前に起きた事故、『サテライトクラッシュ』によって、大きな被害を受けました。 そこから復興し、活気を取り戻した札幌の話です。 そこに生きる主人公、真崎龍也は陰謀論にハマっている痛い学生。 そんな龍也が、どう選択していくのかを描きます。
クリエイター
このゲームについて
【キャッチコピーなど】
"That lie is lethal," he murmured.
Indeed. This is but a hollow utopia. Yet, does it not bring you bliss?
For that very deception is forged from genuine love.
...Is that how you perceive it? Then let it stand as your solitary truth.
─────The tender snow plummets, blaring the trumpets of ruin.
『─────優しい雪は、喇叭を鳴らし急降下する。』
【本作の特徴】
・「欺瞞の冬」から「地獄の夏」へ──五感を狂わせる叙述トリック
プレイヤーは「サテライトクラッシュの傷跡が残る冬の札幌」で、ヒロインたちとの平穏な日常を過ごします。しかし、個別ルートやグランドエンディングへ向かうにつれ、主人公の『記憶障害と認知の歪み』が剥がれ落ち、世界が180度反転する強烈なカタルシスを体験させます。
・人間の脆さと「エゴの救済」を描く、美しくも凄惨なサイコホラー
本作のヒロインルートは、単なるハッピーエンドでは終わりません。極限状態での共依存、自傷、心中、そして「お互いの痛みを刻み合う儀式」など、かつてのダーク名作ノベルの文法を現代に蘇らせた、狂おしくも美しいエモーショナルな筆致でプレイヤーのメンタルを抉ります。
・「物語の破綻」を巻き込む、ゲームという媒体だからこそ可能なメタ構造
全ルートのトゥルーエンドを回収した先にあるグランドトゥルーでは、物語が文字通り「破綻」します。読者(プレイヤー)が観測することそのものをギミックに昇華した、ノベルゲームの歴史に爪痕を残す絶対的な結末を用意しています。
【キャラクター紹介】
本作の特徴は、主人公の認知の歪みにより、「前半のギャルゲ的な嘘の姿」と「後半で明かされる生々しい真実の姿」でキャラクターのビジュアルが変更する点にあります。
真崎 龍也(まざき りゅうや) - 主人公
【年齢 / 身体】 17歳 / 169cm / 黒髪黒目 / 目に掛かるほど伸び切った前髪
【人物像と過去】 11年前のサテライトクラッシュ経験者。その大惨事の原因は、自身の「些細な嘘」だった。壮絶なトラウマと罪悪感から目を背けるため、自分自身に完璧な嘘をつき、「ギャルゲのような虚構の日常」を脳内で生成し続けている。結果、表向きは陰謀論にハマる痛い引きこもりゲームオタクとなっている。
瀬ノ内 真莉(せのうち まり) - 狂信と依存のヒロイン
【嘘(主人公の認知)】 ピンク髪・ピンク目。ロングヘアの正統派ヒロイン。
【真実の姿】 黒髪・黒目。
【人物像と狂気】 サテライトクラッシュ時、虐待する親から逃げていた。親は事故に巻き込まれ肉塊となって死亡。その惨状の中心に立ち尽くしていた龍也(事故の元凶)を、皮肉にも「自分を救ってくれた神」と錯覚してしまう。以降、彼に対してカルト的・狂信的な好意と依存を抱き、狂気へと堕ちていく。
篠崎 恋(しのざき れん) - 幼馴染の『親友』
【嘘(主人公の認知)】 青髪・青目。ウルフカットに眼鏡着用。ダウナー系ヒロイン+俺っ子。
【真実の姿】 黒髪・黒目。眼鏡なし。実際の性別は「男」。
【人物像と真実】 龍也の都合の良い認知によって「ギャルゲヒロイン」に変換されているが、実態は男の親友。過去に周囲からいじめられていた際、龍也だけは加担せず一人の人間として接してくれた。そのため、龍也に対して「親友を超えるほどの強い感情」を抱いている。
シュイト・テッラ・サクラ - 幻影の毒舌お姫様
【年齢 / 身体】 / 金髪青目 / ツインテール
【人物像と正体】 口調がきつく不遜な態度の美麗な少女。その正体は、龍也が「自分を罰するため」に無から生み出したイマジナリーフレンド。自己愛と罪滅ぼしの複雑な感情が反映されており、主人公の罪悪感そのものを具現化した存在。