2Dサバイバルゲーム制作プロジェクトの失敗
制作環境:Python このプロジェクトは、設計上の限界により開発を断念することとなった作品です。 ---------------------------------------------------------------- <実装・構想していた要素> サバイバルゲームをテーマに、自作で簡易的なゲームエンジンを構築しながら、以下のような要素を実装・拡張したいと考えていました ・採掘要素(木の伐採、岩の採掘など) ・アイテムの拾得・インベントリ管理・クラフトシステム ・アイテムの種類拡張(最大100種類を目標) ・敵キャラの追加と戦闘要素 ・拠点の構築 ・料理などの生活系システム ---------------------------------------------------------------- <制作の背景> 複数のゲーム作品から影響を受け、 「自然環境の中で、プレイヤーが独自の生き方を見つけ、コレクションや拠点を築く」 そんなゲームを自分の手で作ってみたいという思いから、本プロジェクトをスタートしました。 また、膨大な規模のゲームを作るには、オブジェクト構成・プログラム設計・ディレクトリ構成など、土台となる設計力が必要だと感じ、 「構造的な部分を意識しながら作る」ことも、本制作の大きな目的の一つでした。 ---------------------------------------------------------------- <取り組み・工夫した点> ・プレイヤーによる「環境との相互作用」を可能にする仕組み ・クラフト素材の種類・組み合わせでのアイテム生成の設計 ・拡張性を意識したコード設計への初挑戦 ---------------------------------------------------------------- <課題・学び> 制作を進める中で、オブジェクト構成や拡張性の不足が明らかになりました。 ・クラスの責務が曖昧になり、後から機能追加する際に矛盾やバグが発生 ・コンポーネント化の発想が乏しく、コードの再利用性に難あり ・ゲーム全体の状態を管理する仕組みが未熟で、複雑化に耐えられなかった この経験から、「設計の重要性」と「早期段階での柔軟な構造づくり」の必要性を痛感しました。 ---------------------------------------------------------------- <次へ> この作品を通じて得た知見を活かし、もう一度サバイバルゲームを一から構築してみたいと思うようになりました。 失敗や試行錯誤も含めて、自分の中で大きな学びとなったプロジェクトであり、次はより洗練された設計と柔軟な構成をもとに、再挑戦したいと考えています。