これまでの経験を活かし、明確な目標を持って創作活動をリブートするために立ち上げた企画です。 テッド・チャン氏の短編「72文字」と伊藤計劃プロジェクト「屍者の帝国」に大きく影響を受けた作品で、「ゴーレム」という一つのテーマを軸に戦争、文化、宗教、階級、世界観諸々を史実ベースで組み上げてみた作品となっています。 20世紀以降や中世だとテーマのミスマッチが起きそうだと感じたため、またヴァーレントゥーガとしての面白みを引き出せない可能性があると感じたため、19世紀グレート・ゲームにおける異文化の衝突を描こう、という方向性で落ち着きました。 ゲームシステムはヴァーレントゥーガのシステムから自分好みの部分を抽出して、余分な要素を廃した作りとなっています。 脚本面では、「戦記ものでありながら個人の視点で描かれる成長物語」となるよう意識しています。 また、この作品ではSteamでのセルフパブリッシングにも挑戦しています。 何事も経験ということで、この作品を起点に踏み込める場所を増やしていきたいものです。