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ペンギンレスキュー

脇坂迅
脇坂迅
最終更新日:2023年04月18日
ポスト
担当したジョブ
プログラマー/エンジニア
プランナー/ゲームデザイナー
グラフィックデザイナー
UI/UXデザイナー
期間
~
説明

 ☆---ゲーム概要---☆ 氷のブロックをマウス操作で配置し、子ペンギンを親ペンギンまで送り届けるまでの道を作る脳トレゲームです。 第四回全国電子工学系学校脳トレゲーム制作コンペティション提出用にUnityで制作したゲームです。 同大会で優秀賞を受賞し、賞金30万円を獲得しました。 現在は大会運営に著作権を移譲しています。  ☆---アピールポイント---☆ プレイヤーの対象年齢が高齢者や小さなお子様だったため、老若男女問わず抱く「かわいい」 という気持ちを感じてもらうために動物が主人公のゲームを企画しようと思いました。 犬や猫などが候補に挙がりましたが最終的にペンギンを題材にしたゲームに決め、制作を進めました。 また、ゲームやパソコンに慣れ親しんでいない方でも楽しんでもらえるよう、 キーボードやコントローラーは使用せずマウスのみで操作ができるようにしたり、制作段階からわかりやすいUIを意識して開発しました。 実際にプレイしていただいた高齢者の方々にも楽しんで頂けました。  ☆---頑張ったところ・工夫したところ---☆ Unityでは2作品目の開発ということで、前回の反省点を意識して開発しました。 例えば、1作品目ではぐちゃぐちゃになっていたフォルダ構成を整えたり、 オブジェクトやスクリプト名も自分でわかりやすい名前を付けるよう心掛けて制作しました。 実際これらを意識したことで制作中のモチベーション維持が段違いに良くなりました。 遊びやすさと面白さの両立を図るために、開発中も先生や友人に何度も遊んでもらって意見を貰い、機能の追加やUIの改良、仕様の変更をしていきました。 脳トレゲームは考える時間のほうが長くなることもあり、操作していない間も何かしらの動きが必要だと考え、 雪のパーティクルを降らせてゲームが止まっていないことをうまくプレイヤーに伝えることができたと思います。 一本のゲームとして成立させるために、ブロックの回転などの要素でステージのネタを増やして全20ステージを制作し、 前回と今回のクリアタイムの記録を行うことで自分自身とのタイムアタックをできるようにしたり、 企画段階から人によって得意不得意が分かれそうだと感じたため、答えにならない程度のヒントを実装したりと、 脳トレパズルゲームとして十分遊べるクオリティになりました。  ☆---反省点---☆ ゲーム内でも遊び方がわかるよう「あそびかた」ボタンを配置しましたが、そこで見られる説明書が とても分かりづらく見づらいのでもっとわかりやすい説明書を作るべきだと思いました。  ☆---まとめ---☆ 学校で大会の存在を知り、本気で入賞を目指して制作した作品が実際に優秀賞を受賞して、他の人に自分のゲームを 評価してもらって認めてもらうことがどれだけ嬉しいかを実際に感じることができました。 学生が自作のゲームでお金を貰うこともなかなかない体験だと思うので、ゲーム業界で働くことへのモチベーションに変換していけたらいいなと思いました。