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個人IP『色彩休暇 COLOR RUNS』

アクション
sf
3dcg
blender
小説
果肉WORKS
最終更新日:2024年02月21日
ポスト
担当したジョブ
ディレクター
2Dアーティスト
3Dアーティスト
グラフィックデザイナー
イラストレーター/画家
シナリオライター/脚本家
小説家
期間
~
説明

<作品紹介> 2023年3月に開かれたグループ展「色彩休暇」。 そこでの展示用インスタレーションの為に書き下ろした小説。 現在短編の3DCGアニメーションを制作中。 <あらすじ> 一瞬にして空間に存在する全ての事象は色を失い、 人の感情だけが色鮮やかに可視化される現象「色彩休暇」。 この怪奇現象は、人々に疑念の種を植え付けた。 人の感情は、プログラムされたものなのではと。 他者の感情を完璧に読み解くことができる小野寺立花は、 大手ゲーム会社勤務のグラフィックデザイナー。 「色彩休暇」によって母親を失った新菜との出会いによって、 立花は自身の”未清算の過去”と対峙することになる。 暴力嫌いな八方美人の立花と、勝ち気で他者の目など気にしない新菜。 対照的なふたりが、それぞれの世界に"色"を取り戻すための日々が始まる。 ▼全編を読む https://note.com/muda_no_mannaka/n/n97760f609322 ▼展示の様子 https://www.instagram.com/p/CqDVCS0SjKn/?img_index=1 <テーマ> ・人の色彩感覚は、他者の感情を読み解くために発達した(らしい)。 ・察する文化は必要ないが、コミュニケーションには、相手の感情を想像することが不可欠だ。 ・何かを知った後と前では、まるで見ている世界、景色が変わる。その孤独さ。 ・何者かになるために大事なのは本当のアイデンティティではなく、有象無象の傍観者なのだろうか。 ・日本のフィクションは素晴らしいが、作者のジェンダー観を100%信頼して楽しめる作品は少ない。日本のアニメのフォーマットで、シスターフッドを基盤とした作品を量産できたら、社会はどう変わっていけるのだろうか。