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2人用ボードゲーム「カクレミ忍者」制作

ボードゲーム
アナログ
忍者
正体隠匿
秋山 智哉
最終更新日:2021年04月20日
ポスト
担当したジョブ
映像クリエイター
プランナー/ゲームデザイナー
グラフィックデザイナー
映像クリエイター
期間
~
説明

『逃げ』がテーマの2人用正体隠匿型ボードゲーム「カクレミ忍者」の ゲームルール制作、ビジュアル・パッケージ・コンポーネントデザイン、PV動画制作、販売を行いました。 ------------------------------------------------------------------ このゲームを制作するにあたって重要にしたのが以下の3つです。 【①「逃げ」を肯定する“思想”】 「ここに居続けたら、自分の未来がなくなる。そう思う場所からは逃げるべきである」という自らの思想を、 「逃げなければ命を奪われて負ける」という設定としてゲームに落とし込みました。 【② 負け戦という新機軸の“戦い”】 お互いに勝利を目指して、互いのライフや資源を削りあうという形式は、戦争もゲームも変わりません。 しかし、互いに潰し合ってその後残るものがあるのか?ゲームもその考え方のままでいいのか?と私は考えました。 そしてそこから脱却したゲームのあり方を模索する中で、 自己の中に“戦わない vs 戦う”という至上命題が生まれました。 それから「この考え方をそのままルールに落とせばいいのではないか?」と考え、 “逃げる忍者vs逃さない侍”という構図でルールに組み込みました。 【③ コマにするのは“キャラクター”】 このゲームはキャラクターが描かれたコマを動かして遊びます。 その中で、4人の忍者にそれぞれ親分・暗殺者・子分という役割を付けるというルールがあります。 性別や色、見た目に関わらず、誰でも親分にも子分にも暗殺者にもなります。 ここには昨今の横行する様々な差別に対して、見た目に左右されることなく、 その本質を見極めてほしいという願いがあります。 また色弱など色の判別が苦手な方にもプレイできるように、 木駒やチップではなくキャラクターをコマにしました。 ------------------------------------------------------------------ ゲームのルールやその他の情報についてはTwitterか、 委託販売サイトのURLから御覧ください。 【Twitter】https://twitter.com/ABGames_Staff 【販売サイト】https://bodoge.hoobby.net/market/items/3883